他院さんからの手術依頼で長崎市にお住いのチロルさんが来院されました。肝臓に9センチもの巨大な肝臓腫瘍があり、いらしたときには食欲がなくなっている状態でした。症状を起こしにくい肝臓腫瘍でもさすがにそのサイズになると、体調も悪くなりますし、腫瘍が胃を物理的に圧迫することもあり嘔吐、食欲不振が認められることも多くなります。
昨日から急に体調が悪くなったとの事で来院されたマシュマロさん。まだ6歳と若い子でしたが検査の結果、胆嚢の粘液嚢腫という病気になっており、さらに胆嚢が破裂しているという末期の状況でした。
大村市にお住いの獅子丸さん。まだ3歳にも関わらず以前から胆嚢の病気で度々体調を崩しており、今後の治療方法の相談で他院さんからご紹介頂きました。
皮膚病が治らないとの事で転院されてこられたサクラさん。長期間ステロイドというかゆみ止めを服用しており、その副作用で肝臓の数値が上昇し、体調不良を起こしそうな状態でした。すぐさまステロイドをやめるため漸減し、肝臓の治療も並行しておこないました。しかし思うように数値が下がらず、全身の検査をしたところ胆嚢内に石が溜まり、炎症を起こしている事がわかりました。今の内科的な治療では限界を感じ、手術の検討をしました。ひとたび体調が崩れてしまってからでは助けられない可能性がある事、まだ強い症状が出る前の今なら成功する可能性が高いことをお話したところ、飼い主様がご希望されたため手術をさせて頂きました。
大村市の動物病院さんより、川棚町にお住いのカノンさんを手術依頼でご紹介頂きました。
※休診:土曜日・日曜日・祝日