波佐見市にお住いの未来ちゃん 急に食欲がなくなったとのことで来院されました。 検査の結果、子宮に膿が溜まる子宮蓄膿症になっており 緊急の手術が必要な状態でした。 その日のうちに緊急手術を行い、一命を取り留め無事退院できました。
突然、手術の必要性を宣告され、判断の難しい選択でしたが、すぐにご決断して頂いたためいい結果につながりました。今後は足の治療とダイエットが残っていますが、頑張っていきましょう!飼い主様から「適切な対応、処置をして頂き、命の危険性があったところ助けて頂き、大変感謝しております」との声を頂きました。 子宮蓄膿症は6歳以上の女の子の代表的な病気になり、お腹の中の病気のため見た目では分からないので、悪化し体調が悪くなるまで気付けないことが多いものでもあります。 避妊手術をすることで予防できる病気でもありますので、当院では出産の予定がなければ、若いうちの避妊手術をお勧めしています。避妊手術により他にも多くの病気が予防できます。 写真は摘出した子宮です。本来はこの未来ちゃんのサイズであれば、人の小指の半分ぐらいのサイズなのですが、膿が溜まり腫れているのが分かります。
※休診:土曜日・日曜日・祝日