予防や検査について
今回は前回に引き続き、 「子猫を保護したら編・・・」の予防や検査についてお話ししたいと思います。
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ワクチン
生後2ヶ月ほど経つと母親からもらった抗体が切れる時期になります。免疫は徐々に低下し、病原体から身を守る力が十分でない子猫は病気に対して無防備になってしまいます。そこでワクチンを接種することで、免疫を付け、病原体が入ってきてもやっつけることができます。なのでこの時期にワクチンを打つことをオススメしています。
幼猫の年は3週間あけて2回接種し、翌年からは1年に1度の接種になります。
猫から猫に感染する恐ろしいウイルスを予防するワクチンで数種類のワクチンがあります。
カゼ症状、下痢など体調が悪いときは避けてあげましょう。
検査
希望に応じて野良猫が持っている猫エイズ、猫白血病の検査もできます。
母猫からの垂直感染により子猫が持っていたり、今後、里親を探されるときや多頭飼育になるのであれば、子猫の事を知るうえで、必要な検査でもあります。
採血をして行う検査で病院ですぐに行え、検査結果も数分で分かります。
ノミ、ダニ
保護した子猫がいた環境により、多数のノミ、ダニの感染がある場合もあります。ノミ、ダニが原因で (貧血・感染症・皮膚病)のおそれがあります。生後数週間から使える予防薬もありますので、病院へおたずねし、早めに駆除や予防をしてあげて下さい。
偶然の出会いで保護された子猫ちゃん。
小さくても大きな命です。
子猫ちゃんの状態を見て、出来る事をしてあげて下さい。
気になる事、困ったこと、何かあれば相談のお電話もしくは診察に連れて来られてください。
元気になったら里親さんを探そうと看病していたらいつの間にか離せない存在になる事もあります。
私もその1人ですが・・・・(^-^;偶然の出逢いが運命の出逢いになるかも知れません。
次回は、猫の生活編・・・。
爪とぎ、トイレのしつけ、室内飼育、フードについてをお伝えしたいと思います。
以上、看護師の入江でした(*^^*)